神奈川NET・横浜コミュニティネットがスタート

2004年12月2日 12時00分 | カテゴリー: 活動報告

地域の課題解決は身近なまちを自治するところから

やっぱり「現場主義で行こう!」

神奈川ネットワーク運動(NET)が生まれて20年。
横浜に住み暮らす私たちは、今、「区」を「市」にという新たな運動のスタートを切ります。

今春、横浜のNETメンバーは、いくつかの地域ネットメンバーの神奈川ネットワーク運動からの離脱という最大のピンチを経験しました。でも、NETの原点にたち返った時、もう一度、市民社会への信頼と期待を寄せて、生活現場から誠実な政治を実践したいと考えました。
歩みをとめる事無く、どんな状況もチャンスに変えようと、現場主義をかかげ、まちを知り・人を知る活動を進めてきました。

その活動は、
青少年保護育成条例をきっかけにおこなった、子どもに関わる活動をされているNPO・NGOへの調査、磯子区や青葉区での学区の問題、旭区から始まった学校給食食器の調査、川和町のヒ素問題、戸塚西口再開発問題に地域ねこ問題、G30・ごみ問題、地域の保育室と子育て支援、そして、池子の米軍住宅問題など。これらを通じて、切実な課題が、人々を動かし、小さなプロジェクトがまちのあちこちで生まれている事に勇気付けられました。

けれども、その切実な課題が、350万人が住むこの横浜という大きな都市の中で薄められていき、市民が、その活動や課題を共有し、手を繋ぎあい、自治していくことを困難にさせています。
もっともっと、私たち自身の発想を転換することが必要です。
横浜という基礎自治体に小石をぶつけるだけでなく、身近な自治の単位である「区」の中に、市民が用意したソーシャルサービスを基盤に、市民生活を豊かにする機能を育てていきたいと思います。
私たちのまちや生活に本当に必要なものを、市民の手で生み出し、自治する力を強くしていくために、あらためて、一人ひとりの問題意識から、横浜市の構造的な課題の事例を積み上げて、「私のまち」を実感できる自治体へと自治する単位をつくり変えていきます。

官僚中心のつくられたバブルの時代は終わりました。今こそ、市民の知恵や活動が必要とされています。私たちは地域に寄り添い、人々の発見と実践を活かしたくさんの政策実現プロジェクトを展開します。そして、地域に生まれたプロジェクトを繋ぎ、連携をはかりながら問題解決をすすめる道具として、横浜コミュニティネットをスタートします。

2004年11月28日  
 横浜コミュニティネット代表 井上明子・若林智子