ごみ分別は義務、違反者には罰則!?

2007年9月26日 18時15分 | カテゴリー: 活動報告

横浜市会九月定例会にごみの分別回収に協力しない市民や事業者には、2000円以下の過料(制裁金)を徴収する条例改正が提案されています。

今回提案されている条例改正案では、不適切なごみの分別をしている袋を取り残し、職員が開封し、ごみを出した人を特定し、改善するよう「勧告」、次に「命令」、その次は「過料」(罰金)が課せられるというものです。驚いたことに、分別が不適切かどうかの判断基準はあえて定めず、職員による「見ればわかる」という主観に頼るというあいまいなものです。

自分のごみを開封されることに対して、みな違和感を覚えるとの意見も多く聞かれます。個人情報保護の観点からもごみの中身による個人の特定は、許されるものなのでしょうか。ごみを開封することに「なんで抵抗があるのかわからない」という職員の意識にも驚きです。

焼却から分別へと横浜市のごみの施策が大転換してからわずか3年です。市民に対して「おどし」とも思えるような条例でごみの分別を義務化するのではなく、市は、分別されたごみの行方についての具体的な情報発信をすすめ、また、啓発をすることによって、市民のモラル向上に期待すべきです。ごみの分別の義務化や罰則規定はなじまないと考えます。