「どうなってるの?後期高齢者医療制度」学習会

2008年6月23日 15時03分 | カテゴリー: 活動報告

参議員議員の大河原まさ子さんを迎えて

6月22日、ネットとつかでは参議員議員の大河原まさ子さんを迎えて「どうなってるの?後期高齢者医療制度」学習会を開催しました。

大河原議員から、まず後期高齢者医療制度の問題点についてお話を伺いました。

後期高齢者医療制度に改正されたことで、老人保健の場合と比較して、医療費の公費負担は6200億円減額され、逆に現役世代からの後期高齢者支援金は増額されている。
また、当初の厚労省の発表とは裏腹に、低所得者世帯ほど冷遇され高齢者の医療負担は増えている。そもそも、政府は制度が始まる前に保険料変化の全国調査をなぜしなかったのか?
政府は、今になって小手先の「運用改善」を提示するが、制度の骨格を変える見通しは持っていない。
さらに広域連合の仕組みについては、連合長をおき、広域連合議会もあることで、自治体の首長一人ひとりの責任が薄まり誰も責任を負わない組織であり、市民の自治から遠い議会になっていると厳しい批判。(まったくその通り!)

このような中で民主党はじめ野党4党が共同で出した廃止法案。2009年4月には制度を廃止し、もとの老人保険制度にもどすこととし、今年10月までには保険料の「天引き」の中止を求めることなどについてお話しいただきました。
そして、持続可能な保険制度のためには、介護保険も含めトータルな社会保証制度の再構築が早急に必要(誰もが望んでいます!)とのことです。

参加した81歳の男性からは、「制度がこのままの場合、自分の保険料はいったいどのくらい負担が増えるのか」など、負担増を強いられ、わかりにくい制度への苛立ちの声、また20代の女性からは、「今の社会は未来へのビジョンがに持ちにくい。働き方のこと、社会保障のことなど明確な対策がうち出されないままだ。心の問題を抱える同世代も多いと感じる。将来への不安が大きすぎて、政治にまで関心が持てない人が多い。当事者としての意識が政治を変えるということを教えられなかったのかもしれない」という意見もありました。

有権者もさまざまな情報をキャッチし、メディアを読む力もつけ、この制度に対する批判の意見を持っています。その意見を受け止めてくれるのどこですか?民主党なら受け止められますか?
後期高齢者医療制度に混乱する市民の声をぜひ国会に届けてほしいです。