「ウォーター・オン・タップ」(蛇口から出る水を飲もう)

2008年12月10日 01時36分 | カテゴリー: 活動報告

未来につなげる生活文化をつくりたい その2

12月3日に開催された「点検!改正容リ法—3Rは進んだか?CO2は減らせるか?!」(主催:容器包装の3Rを進める全国ネットワーク)というシンポジウムに参加しました。事務局長の須田春海さんからは、「廃棄物や容リ法の抱える課題の解決を通じて、新しい生活文化、新しい経済構造をつくっていこう、そして、このシンポジウムはまさに新しい市民社会のスタートとなるモニュメント、堅実で楽しい未来を失わないように運動をすすめましょう!」という高らかなメッセージがありました。

サステイナブルな未来をつくるためには、出口の見えないペットボトルのリサイクルの仕組みを私たちもこの際、考えなおす時ではないでしょうか。

08年10月24日の英国の[イヴニング・スタンダード紙—ロンドンの唯一の夕刊紙、政党的に中道。(ある程度の)品位もある—]の中で、2012年のロンドンオリンピックでは、訪問客とアスリートの全員に無料で水道水を提供しなければならない、と有力な国会議員が述べたと報じています。
ロンドン選出の国会議員でオリンピックのスポークスマンであるトム・ブレイク(Tom Brake)氏は、観客に対して、環境にアンフレンドリーなボトルド・ウォーターへの依存を強制させてはならない、と述べ、オリンピック担当大臣、ロンドン市長、そしてオリンピックの組織委員たちに、ボトル詰めではない水が無料で飲める装置を備えた場所をオリンピック会場に設置するよう文書で請願したとのこと。
「だれもが2012年のオリンピックを最もサステイナブルなものと記録に残せることを望んでいます。この意味は、訪問客全員にボトル詰めではない水を飲んでもらうことに違いありません。さもなければ、飲み散らかされたボトルは月まで行って帰ってくるほどの量になるでしょう。さらに、水の消費量が増えて、健康状態が向上し、炭酸飲料の消費もへるでしょう。」

[イヴニング・スタンダード紙]は、「ウォーター・オン・タップ」(蛇口から出る水を飲もう)キャンペーンをおこなっています。わが横浜市では、ボトルド・ウォーターの「はまっ子どうし」を製造・販売し、年間230万本の目標で販売促進を進めています。これってやっぱりヘンじゃないですか?G30 で環境に配慮してますって言っている横浜市の政策とどう整合性がつくのか疑問です。

市民が、「ウォーター・オン・タップ」で新しい生活文化をつくり、新しい経済構造をつくる、たかが水道水、されど水道水。重みを感じる一杯の水です。