川井浄水所の小水力発電

2012年8月27日 15時11分 | カテゴリー: 活動報告

横浜市水道局の川井浄水場では、再生可能エネルギー導入の推進をはかるため、水道管路内を流れる水の力を利用した小水力発電設備を設置しています。発電量は、浄水場で使う電気の3割をまかなっています。2011年度の発電量は130万kwh/年、家庭用に換算すると335軒分にもなります。事業費は約3億3000万円(うち補助金は1億円)です。自治体独自の取組みとして、効率の高い小水力発電を今後も配水地など可能性のあるところへ設置するという計画に期待したいです。

 横浜市には、ハマウイングという巨大な風力発電所がありますが、建設費5億円、うち2億円はNEDOからの補助金、残りの資金は市民からの公募債です。しかし、2010年度の発電量は223万kwh/年、家庭用の500軒分に留まり、売電収入で運営費を賄うことが困難になっています。発電量は予想の1割程度です。

 エネルギー政策の転換には、まず省エネルギーの推進が一番ですが、再生エネルギーについては、多額な費用をかけて建設する発電設備ではなく、地域や環境にあった技術や工夫による多様な発電方法をもとに自治体のエネルギー政策の提案が必要です。