未来の県立図書館を考えよう

2015年2月2日 14時12分 | カテゴリー: 活動報告

 今後の動向が注目される神奈川県立図書館ですが、21日の第2回ワークショップ「議員と考えるこれからの県立図書館」(神奈川の県立図書館を考える会主催)に参加しました。市民からの政策提言に向けて、具体的に望まれる図書館像を探っていくためのワークショップです。他の政党からは、自民党・民主党・維新の党の県議、民主党の川崎市議、共産党の県議候補予定者の参加がありました。

 県立川崎図書館は、かつての京浜工業地帯の中心に立地している歴史的背景もあり、産業支援を前提とした自然科学、工学、医学、薬学分野の蔵書や資料等は特に充実しています。また、社史・労働組合史の資料は、他のどの図書館にも例をみないコレクションであり、公害訴訟に関わる資料もたいへん貴重なもので、「県立川崎図書館」ブランドとして誇れる財産です。

 しかし、2012年の「神奈川県緊急財政対策」をうけての議論と201312月の新たな方針表明後、なんら具体的な方針が示されない状態になっています。ワークショップの中では、特に川崎図書館について、資料の継続性、総合的な科学分野の研究、科学知識の普及には、かながわサイエンスパークへの移転という拙速な方針決定を危惧する意見が多数出されています。また、川崎市と県との協議の必要性もあげられています。

 図書館の建て替え・移転は、3050年先をも見据えての計画が求められます。高度な専門性を持った調査・研究型の図書館として機能させていくためにも、県立図書館の重要な位置づけを大勢の市民に周知し、市民からのアクションが必要だと実感しています。