子ども・青少年の居場所から支援のあり方を考える~集団から個別に、健全育成から自立支援に~

2015年8月6日 17時15分 | カテゴリー: 活動報告

 7月31日に開催された「困難を抱える若者のキャリア支援・雇用創出支援研究会」は、小中学生の居場所づくりと困難高校生のキャリア支援の実践報告と意見交換でした。

 横浜市の外郭団体である公益財団法人よこはまユースが横浜市青少年支援センターで運営する「青少年の居場所」の活動からは、子ども・若者が抱える課題が顕著に見えてきます。 

 よこはまユースの活動は、その前身が1974年に設立された社団法人横浜ボランティア協会ということもあって、これまでの取組みはボランティア活動を通じた中高生の社会参加の推進など予防的に行われる集団を対象にした健全育成中心でした。しかし現在、子どもや若者を取り巻く社会状況―経済格差や家族のあり方の多様化など―大きく変化していることもあり、すでに困難な状況に対する対処療法として個別に対する自立支援にウエイトがかかってきています。

 「ふりーふらっと野毛山(青少年の居場所」」という自由に利用できる居場所から、生きづらさ、障がいによる孤立、行き場のない少年・少女など、若者や子どもたちが抱える困難さが伺えます「見守り・寄り添う」から、個別の学習支援、生活支援、就労支援へと拡がっているとの事例紹介も含めた報告がありました。

 横浜市では、18区すべて区で寄り添い型学習等支援事業が実施されていますが、いつでも子どもたちがつながることができる場所と頼れる大人に出会えるような機能の視点がか欠かせません。