横浜市会の「品位の保持」と傍聴者の拍手

2015年9月14日 12時42分 | カテゴリー: 活動報告

 11日は横浜市議の青木マキさんの一般質問でした。質問内容は、介護予防・日常生活支援総合事業についてと生活困窮者の就労に向けた支援についてです。質問の詳細はこちらhttp://aoba.kanagawanet.jp/blog/2015/09/11/4071/

 介護予防や日常生活支援総合事業については、具体的事例―例えば冷蔵庫の食材3品で2食分の食事を用意することが求められる介護者の専門性・継続性について―傍聴する市民にとって、制度の課題をインパクトのある内容で示してくれています。こういった事例を理解することは机上だけの政策づくりで困難です。やはり現場からの政策提案の必要性を実感します。

  さて、傍聴する市民としていつも考えさせられることがあります。

 傍聴していた青木市議の後援会員やネットメンバーも、質問終了時には思わず拍手をしていました。議場の議員はそれぞれ自分たちの会派議員の登下壇時に拍手をしていますから、傍聴者としても支持する議員の質問の際には拍手したくなるのは当然です。

 ところが拍手した直後、警備員が飛んできて「拍手はしないでください」と注意を受けてしまいました。(はい、すみません)

 「横浜市会傍聴規則」の(傍聴人の守るべき事項)には、『(5) 議場における言論に対し発言し、拍手をし、又はけんそう非礼にわたる行為をしないこと。』とあります。しかし、議場の議員に対しては「横浜市会会議規則」のなかで、(品位の保持)102条 議員は、市会の品位を重んじなければならない。』に留まり具体的な禁止事項は示されていません。議員のヤジや議会中の居眠りは、品位を重んじていないことにはならないのでしょうか。

 傍聴者に対して細かな禁止事項を警備員に注意をさせるよりも、まずは議員が自ら品位を重んじて議会に臨む姿勢を傍聴する市民に示してほしいものです。

「横浜市会傍聴規則」

8条 傍聴人は静粛を旨とし、かつ、次の各号の事項を守らなければならない。

(1) 帽子、マフラー、コートの類を着用しないこと。

(2) はち巻、腕章の類をする等示威的行為をしないこと。

(3) 携帯電話及び音の発生するポケットベル、電子手帳、パソコン等の情報通信機器は電源を切ること。ただし、報道関係者は、議長の許可を得て、パソコン等に限り使用することができる。

(4) 私語、喫煙又は飲食をしないこと。

(5) 議場における言論に対し発言し、拍手をし、又はけんそう非礼にわたる行為をしないこと。

(6) 許可なく撮影又は録音しないこと。

(平9市会規則1・全改)

(傍聴人の退場)

9条 傍聴人がこの規則に違反するときは、議長は、これを制止し、その命令に従わないときは、これを退場させることができる。

2 前項の規定により退場を命ぜられた者は、速やかに退場し、当日再び傍聴席に入ることができない。

3 議長は、必要と認めたときは、警察官に処置を求めることができる。