カンボジアに初のローカルパーティ設立の期待

2015年10月22日 18時06分 | カテゴリー: 活動報告

ヤン・セン・コマ氏

 カンボジアでアジアのノーベル賞といわれる「ラモン・マグサイサイ賞」を受賞している農業開発NGO代表のヤン・サン・コマ氏が神奈川ネットの事務所を来訪されました。2017年のカンボジアで5年ごとに行われる地方選挙があります。この選挙に向けて準備をすすめるコマさんとローカル・パーティの活動について意見交換させていただきました。

 コマさんたちは、政治的に困難な情勢のなか、ローカルパーティ「草の根民主党」を立ち上げました。地方の農村から住民が民主的に協議して、生活向上のための政策を提案することをめざし、全国で1635のコミューン(基礎自治体)で100人の議員生み出すことをめざしています。

 現在、1635のコミューンの議員のうち97%は与党の議員です。フン・セン首相率いる与党の政策を批判することは命がけとのことです。カンボジアは農業従事者が人口の8割を占めています。農業生産性の向上と生活水準の向上は相互に関係しているといわれますが、コマさんたちは、地方や農家の人たちが声を上げ、真の代表が選挙で選出されなければ開発独裁に飲み込まれてしまうと危機感を募らせています。
 政策実現をめざし、ぜひ自分たちの代表を議会に送りだしてほしいです。国は違っても志しは同じ、チャレンジするコマさんから勇気をもらいました。